「歯が痛い」「ズキズキする」というようなお口のトラブルで、患者様が歯科医院に来院するケースが多いのが虫歯です。
そもそも虫歯とは、どのような病気なのでしょうか？虫歯は、虫歯菌が出す酸によって歯が溶かされてしまう病気です。
口の中の疾患としてもう１つ歯周病が挙げられますが、歯周病と虫歯は歯科における２大病気です。
一度虫歯になってしまうと、そのまま放置したとしても元通りになることはありません。
歯科医院で虫歯の部分を取り除いたり、修復したりする必要があるのです。
そしておそらくこれまで虫歯になったことがある患者様の中には、
「虫歯を削って詰め物（かぶせ物）をしたからもう治った。」
と思う方が多いと思いますが、それは治ったのではなく修繕して人工物を入れただけの状態です。
今後、再び虫歯にならないためにも、一緒に考えていきましょう。
☑口を開けた時に歯の一部分が黒く見える
☑歯の一部が欠けたりフロスや歯ブラシが引っかかる
☑熱い冷たい関係なく歯がしみる
上記のような症状を感じる場合には、虫歯になっている可能性があります。
虫歯は一度なってしまうと、自然に治ることはないので、早めに歯科医院に来院することをおすすめします。
下図のように段階的に虫歯はだんだんと進んでいきます。
そのためにもC0やC1の早い段階で歯科医院に来院いただくことで、虫歯の進行を防ぐことができます。
資料採得と説明の徹底
初めてご来院いただく全ての患者様には、一人ひとりお時間をいただき、患者様のお口の中が現在どのような状況になっているのかをしっかりお調べするために、カウンセリングと説明の徹底を行っています。まずは初診時に、これまでの通院歴や歯科との関わりをカウンセリングを通してお伺いし、資料採得（レントゲン、口腔内写真の撮影、歯周検査）と応急処置を行ないます。これを行うことで患者様のお口の中をしっかり理解することができて、今後の治療計画を提示することが可能になります。
可能な限り歯を残す、削らない治療
患者さんご自身が持っている天然の歯はとても貴重なものです。本来であれば、なるべく抜いたり削ったりしたくないのです。もしも治療が必要な場合にも、なるべく天然の歯へ負担をかけないような治療を行います。
虫歯予防のためには、患者様ご自身の日々のセルフケアと、歯科医院でのプロケアの両方が必要です。
正しい歯磨きの徹底
スポーツに正しいフォームがあるように、歯磨きにも正しいフォームがあります。歯磨きも正しいフォームで行わないと効果が減少してしまいます。椎名町駅前歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりに合った正しい歯磨きのフォームをお伝えします。
歯科医院での予防処置
いくら正しく歯磨きを行っていたとしても、お口の中の歯垢やバイオフィルムを歯磨きで完全に取り除くことはできません。歯垢とバイオフィルムを完全に取り除くためにも歯科医院でのプロケアが大切です。